本身は、hsk6級レベルの中国語単語です。
発音は「běn shēn」で、繁体字では「本身」と表記されます。
このページでは、「本身」の日本語訳やピンインと声調の発音のコツ・「本身」を使った例文を日本語訳付きで紹介します。
目次
本身の意味と発音(ピンイン/声調)
簡体字 | 本身 |
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繁体字 | 本身 |
ピンイン/声調 | běn shēn |
カタカナ発音(参考) |
本身の日本語訳一覧
品詞 | 日本語訳 |
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名詞 | 自身 |
代名詞 | それ自体 |
副詞 | 自ら |
意味1:自身
「本身」は名詞として使われると、物事の本質的な部分や、あるものそのものを指すことがあります。例えば、「彼本身の考え」は「彼自身の考え」という意味になります。
意味2:それ自体
代名詞として使われる場合、「本身」は対象となる物事や人物そのものを指します。文の中で、「問題本身ではない」は「問題それ自体ではない」という意味です。
意味3:自ら
副詞として使用される際には、行動や状態が本人から出ていることを示します。「彼本身が言った」は「彼が自ら言った」という意味になります。
本身の中国語の例文一覧・日本語訳付き
- 他本身的想法很独特。(tā běnshēn de xiǎngfǎ hěn dútè):
彼自身の考えはとても独特です。 - 这个问题本身并不复杂。(zhège wèntí běnshēn bìng bù fùzá):
この問題それ自体は複雑ではありません。 - 她本身就很有才华。(tā běnshēn jiù hěn yǒu cáihuá):
彼女自身はとても才能があります。 - 他本身并不喜欢这个活动。(tā běnshēn bìng bù xǐhuān zhège huódòng):
彼は自らこの活動が好きではありません。 - 这个计划本身有很多问题。(zhège jìhuà běnshēn yǒu hěn duō wèntí):
この計画それ自体には多くの問題があります。 - 她本身就是一个很好的老师。(tā běnshēn jiù shì yīgè hěn hǎo de lǎoshī):
彼女自身はとても良い先生です。 - 他本身的经历很丰富。(tā běnshēn de jīnglì hěn fēngfù):
彼自身の経験はとても豊富です。 - 问题本身不在于时间,而在于效率。(wèntí běnshēn bù zài yú shíjiān, ér zài yú xiàolǜ):
問題それ自体は時間にあるのではなく、効率にあります。 - 这本书本身就很有价值。(zhè běn shū běnshēn jiù hěn yǒu jiàzhí):
この本自身はとても価値があります。 - 他本身想要改变这个现状。(tā běnshēn xiǎng yào gǎibiàn zhège xiànzhuàng):
彼は自らこの状況を変えたいと思っています。 - 这个故事本身很有趣。(zhège gùshì běnshēn hěn yǒuqù):
この話それ自体はとても面白いです。 - 她本身并不擅长运动。(tā běnshēn bìng bù shàncháng yùndòng):
彼女は自ら運動が得意ではありません。 - 这个现象本身值得研究。(zhège xiànxiàng běnshēn zhídé yánjiū):
この現象それ自体は研究する価値があります。 - 他本身的性格很开朗。(tā běnshēn de xìnggé hěn kāilǎng):
彼自身の性格はとても明るいです。 - 问题本身不是关键。(wèntí běnshēn bù shì guānjiàn):
問題それ自体は重要ではありません。 - 她本身就有很多经验。(tā běnshēn jiù yǒu hěn duō jīngyàn):
彼女自身は多くの経験があります。 - 他本身认为这项计划可行。(tā běnshēn rènwéi zhè xiàng jìhuà kěxíng):
彼は自らこの計画が実行可能だと考えています。 - 这台机器本身运行良好。(zhè tái jīqì běnshēn yùnxíng liánghǎo):
この機械それ自体は良好に動作します。 - 他本身的观点很独特。(tā běnshēn de guāndiǎn hěn dútè):
彼自身の見解はとても独特です。
本身の発音のコツ
ポイント1:声調の理解
「本身」の「běn」は第3声で、「身」の「shēn」は第1声です。中国語では声調が非常に重要なので、まずはそれぞれの声調をしっかりと理解しましょう。「běn」は「うなり声」で低く始まり、少し下がってから上がる感じで発音します。「shēn」は高く明るく発音します。
ポイント2:母音の発音のコツ
「běn」の「e」は日本語の「え」と似ていますが、口を少し大きく開けて発音します。「shēn」の「e」は日本語の「え」よりも口を横に広げて発音し、明確に「シン」と聞こえるようにします。
ポイント3:子音の発音のコツ
「běn」の「b」は日本語の「バ行」とは異なり、より強い破裂音で発音します。「shēn」の「sh」は、「シ」に「h」の音が加わった音で、舌を上の前歯の裏に近づけて発音すると良いでしょう。
ポイント4:リズムを意識する
「本身」の発音は、リズムを意識して滑らかに繋げることが大切です。「běn」と「shēn」の間に少しの間を空けるのではなく、自然に続けて発音する練習をしましょう。
ポイント5:練習の反復
ポイント6:実際の会話で使う