「往返」の日本語の意味・発音(ピンイン/声調)を例文付きで解説

往返は、hsk5級レベルの中国語単語です。
発音は「wǎng fǎn」で、繁体字では「往返」と表記されます。

このページでは、「往返」の日本語訳やピンインと声調の発音のコツ・「往返」を使った例文を日本語訳付きで紹介します。

目次

往返の意味と発音(ピンイン/声調)

簡体字 往返
繁体字 往返
ピンイン/声調 wǎng fǎn
カタカナ発音(参考)

往返の日本語訳一覧

品詞 日本語訳
動詞 往復する
名詞 往復
名詞 往来

意味1:往復する

これは動詞としての使用で、ある地点から別の地点まで移動して戻ってくることを指します。例えば、家から職場まで往復することを表現します。

意味2:往復

名詞としての使用で、特定の場所間の行きと帰りの両方を含む移動を意味します。通常、乗り物の運賃やチケットの種類として使われます。

意味3:往来

これも名詞としての使用で、道を行ったり来たりすること、または人や物が頻繁に行き交うことを指します。例えば、通りの往来が激しいという表現で使われます。

往返の中国語の例文一覧・日本語訳付き

  • 我每天从家到办公室往返。(Wǒ měitiān cóng jiā dào bàngōngshì wǎngfǎn。)
    私は毎日家から職場まで往復します。
  • 这张票是往返的。(Zhè zhāng piào shì wǎngfǎn de。)
    このチケットは往復です。
  • 他昨天往返于北京和上海。(Tā zuótiān wǎngfǎn yú Běijīng hé Shànghǎi。)
    彼は昨日北京と上海を往復しました。
  • 我买了一个往返票去日本。(Wǒ mǎile yīgè wǎngfǎn piào qù Rìběn。)
    私は日本へ行く往復のチケットを買いました。
  • 我们计划下个月往返欧洲。(Wǒmen jìhuà xià gè yuè wǎngfǎn Ōuzhōu。)
    私たちは来月ヨーロッパを往復する予定です。
  • 这个地方的往来非常频繁。(Zhège dìfāng de wǎnglái fēicháng pínfán。)
    この場所の往来は非常に頻繁です。
  • 他每天都要往返于学校和家。(Tā měitiān dōu yào wǎngfǎn yú xuéxiào hé jiā。)
    彼は毎日学校と家の間を往復します。
  • 往返票比单程票便宜。(Wǎngfǎn piào bǐ dānchéng piào piányí。)
    往復チケットは片道チケットより安いです。
  • 这条路的往来车流很大。(Zhè tiáo lù de wǎnglái chēliú hěn dà。)
    この道路の往来は車の流れがとても多いです。
  • 他打算周末往返家乡。(Tā dǎsuàn zhōumò wǎngfǎn jiāxiāng。)
    彼は週末に故郷を往復するつもりです。
  • 我在网上订了往返机票。(Wǒ zài wǎngshàng dìngle wǎngfǎn jīpiào。)
    私はオンラインで往復の航空券を予約しました。
  • 这条路的往来非常繁忙。(Zhè tiáo lù de wǎnglái fēicháng fánmáng。)
    この道は往来が非常に忙しいです。
  • 他每天往返于两个城市。(Tā měitiān wǎngfǎn yú liǎng gè chéngshì。)
    彼は毎日二つの都市を往復します。
  • 我需要购买往返车票。(Wǒ xūyào gòumǎi wǎngfǎn chēpiào。)
    私は往復の電車の切符を買う必要があります。
  • 这段时间往来的人很多。(Zhè duàn shíjiān wǎnglái de rén hěn duō。)
    この時期の往来の人はとても多いです。
  • 他往返于工作和家庭之间。(Tā wǎngfǎn yú gōngzuò hé jiātíng zhījiān。)
    彼は仕事と家庭の間を往復しています。
  • 我们希望在假期往返国内。(Wǒmen xīwàng zài jiàqī wǎngfǎn guónèi。)
    私たちは休暇に国内を往復したいと思っています。
  • 我在机场购买了往返票。(Wǒ zài jīchǎng gòumǎile wǎngfǎn piào。)
    私は空港で往復チケットを購入しました。
  • 这条街的往来非常热闹。(Zhè tiáo jiē de wǎnglái fēicháng rènào。)
    この通りの往来は非常に賑やかです。

往返の発音のコツ

ポイント1:声調の理解

「往返」の「wǎng」は第三声で、「wǎng」と発音する際には、まず声を下げてから上げるようにします。日本語の音階で表現すると、低い音から高い音に移る感じです。この声調をしっかり意識することが大切です。

ポイント2:母音「ǎ」の発音のコツ

「wǎng」の「ǎ」は、口を少し開けて、母音をはっきり発音します。日本語の「ア」に近いですが、少し喉を開く感覚を持つと良いでしょう。

ポイント3:子音「w」の発音のコツ

「wǎng」の最初の「w」は、日本語の「わ」と似ていますが、唇を丸めて前に出すように発音します。しっかりと唇を閉じてから開くイメージです。

ポイント4:発音の連続性

「往返」の「返」は「fǎn」で、こちらも第三声です。「f」の音は、日本語の「ふ」とは違い、歯を軽く噛んで息を吐くように発音します。この時も声調を意識し、下から上への移動を感じながら発音します。

ポイント5:母音「ǎ」の発音の繰り返し

「返」の「ǎ」も同様に、口を少し開けて、声を下げてから上げる感じで発音します。練習の際には、声調の上下を意識しながら繰り返し発音すると良いです。

ポイント6:全体のリズムを意識

「往返」をスムーズに言うためには、全体のリズムも大切です。「wǎng fǎn」と一気に言うのではなく、各音を少しずつ区切りながらも流れるように発音します。声調の変化を感じることで、より自然な発音になります。

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