充分は、hsk5級レベルの中国語単語です。
発音は「chōng fèn」で、繁体字では「充分」と表記されます。
このページでは、「充分」の日本語訳やピンインと声調の発音のコツ・「充分」を使った例文を日本語訳付きで紹介します。
目次
充分の意味と発音(ピンイン/声調)
簡体字 | 充分 |
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繁体字 | 充分 |
ピンイン/声調 | chōng fèn |
カタカナ発音(参考) | チョーン フェン |
充分の日本語訳一覧
品詞 | 日本語訳 |
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形容詞 | 十分な |
形容詞 | 十分である |
意味1:十分な
「充分」は、必要な量や程度に達していることを意味します。何かが目的や必要性を満たすのに適している状態を示す際に用いられます。
意味2:十分である
この意味では、「充分」は何かが期待される基準や要求に対して適切であることを表します。量や程度が満たされていることを強調する場合に使います。
充分の中国語の例文一覧・日本語訳付き
- 这次的准备工作充分。(zhè cì de zhǔnbèi gōngzuò chōngfèn):
今回の準備作業は十分である。 - 他的知识很充分。(tā de zhīshì hěn chōngfèn):
彼の知識は十分なものである。 - 这道题的解答充分。(zhè dào tí de jiědá chōngfèn):
この問題の解答は十分である。 - 我们的资源是充分的。(wǒmen de zīyuán shì chōngfèn de):
私たちの資源は十分なものである。 - 她对这个项目的理解很充分。(tā duì zhège xiàngmù de lǐjiě hěn chōngfèn):
彼女はこのプロジェクトに対する理解が十分である。 - 这次会议的安排非常充分。(zhè cì huìyì de ānpái fēicháng chōngfèn):
今回の会議の準備は非常に十分である。 - 他的研究结果非常充分。(tā de yánjiū jiéguǒ fēicháng chōngfèn):
彼の研究結果は非常に十分なものである。 - 你需要充分的时间来准备。(nǐ xūyào chōngfèn de shíjiān lái zhǔnbèi):
あなたは十分な時間を準備する必要がある。 - 这个计划是充分可行的。(zhège jìhuà shì chōngfèn kěxíng de):
この計画は十分に実行可能である。 - 他的解释非常充分。(tā de jiěshì fēicháng chōngfèn):
彼の説明は非常に十分である。 - 为了确保安全,我们需要充分的准备。(wèi le quèbǎo ānquán, wǒmen xūyào chōngfèn de zhǔnbèi):
安全を確保するために、私たちは十分な準備が必要です。 - 这个产品的功能非常充分。(zhège chǎnpǐn de gōngnéng fēicháng chōngfèn):
この製品の機能は非常に十分である。 - 她的能力是充分的。(tā de nénglì shì chōngfèn de):
彼女の能力は十分である。 - 这些资料是充分的参考。(zhèxiē zīliào shì chōngfèn de cānkǎo):
これらの資料は十分な参考になる。 - 要达到目标,我们需要充分的努力。(yào dádào mùbiāo, wǒmen xūyào chōngfèn de nǔlì):
目標を達成するためには、私たちは十分な努力が必要です。 - 他的支持给了我充分的信心。(tā de zhīchí gěile wǒ chōngfèn de xìnxīn):
彼のサポートは私に十分な自信を与えてくれた。 - 这个课程的内容非常充分。(zhège kèchéng de nèiróng fēicháng chōngfèn):
このコースの内容は非常に十分である。 - 科学实验提供了充分的数据支持。(kēxué shíyàn tígōngle chōngfèn de shùjù zhīchí):
科学実験は十分なデータのサポートを提供した。 - 他在这个领域的经验非常充分。(tā zài zhège lǐngyù de jīngyàn fēicháng chōngfèn):
彼のこの分野での経験は非常に十分である。 - 我认为这次的合作是充分必要的。(wǒ rènwéi zhè cì de hézuò shì chōngfèn bìyào de):
私は今回の協力が十分に必要であると考えている。
充分の発音のコツ
ポイント1:声調に注意する
「充分」の「充」(chōng)は2声調で発音します。声調は音の高低を表すもので、中国語では非常に重要です。「充」は高い声から低い声に下がる感じで発音します。最初に声を高めに始めて、次第に下げるイメージを持ちましょう。
ポイント2:母音の発音を意識する
「充」の母音「ōng」は、口を少し丸めて、喉の奥から声を出すようにすると良いです。日本語の「お」に近いですが、少し長めに伸ばし、鼻音を感じさせるように発音します。響きを意識してみてください。
ポイント3:子音の発音に気をつける
「充」の最初の子音「ch」は、日本語の「ち」よりも強く、息を強調して「チ」の音を発音します。口を開けたまま、舌を上の歯の裏に軽く当てて、息を吐き出すようにするのがポイントです。
ポイント4:母音の変化を理解する
「分」の「fèn」は、母音「èn」を発音する際に、口を少し広げてから下に下げる感じで発音します。日本語の「えん」に近いですが、よりはっきりと発音することを意識します。
ポイント5:文脈でのリズムを感じる
「充分」を使う文脈でのリズムを意識することで、発音も自然になります。例えば、「これは充分です」と言う場合、「充分」の部分を少し強調して発音するように心がけると、より流暢に聞こえます。
ポイント6:練習を重ねる