「恐怕」の日本語の意味・発音(ピンイン/声調)を例文付きで解説

恐怕は、hsk4級レベルの中国語単語です。
発音は「kǒng pà」で、繁体字では「恐怕」と表記されます。

このページでは、「恐怕」の日本語訳やピンインと声調の発音のコツ・「恐怕」を使った例文を日本語訳付きで紹介します。

目次

恐怕の意味と発音(ピンイン/声調)

簡体字 恐怕
繁体字 恐怕
ピンイン/声調 kǒng pà
カタカナ発音(参考) コーン パー

恐怕の日本語訳一覧

品詞 日本語訳
副詞 恐らく
副詞 心配するには及ばないが
副詞 残念ながら

意味1:恐らく

「恐怕」は不確実な状況や推測を表す際に使われることが多く、日本語では「恐らく」という意味に相当します。

意味2:心配するには及ばないが

「恐怕」は否定的な予測や懸念を軽減するニュアンスを持ち、日本語で「心配するには及ばないが」として表現されることがあります。

意味3:残念ながら

「恐怕」は悪い結果や残念な状況を述べる際にも使われ、「残念ながら」という意味となる場合もあります。

恐怕の中国語の例文一覧・日本語訳付き

  • 恐怕今天会下雨。(kǒngpà jīntiān huì xià yǔ。)
    恐らく今日は雨が降るでしょう。
  • 我恐怕不能按时完成这个项目。(wǒ kǒngpà bùnéng ànshí wánchéng zhège xiàngmù。)
    恐らく私はこのプロジェクトを時間通りに終わらせることができません。
  • 他恐怕已经离开了。(tā kǒngpà yǐjīng líkāile。)
    恐らく彼はもう出発してしまったでしょう。
  • 恐怕这次考试很难。(kǒngpà zhècì kǎoshì hěn nán。)
    恐らく今回の試験は難しいでしょう。
  • 我恐怕没有足够的时间来准备。(wǒ kǒngpà méiyǒu zúgòu de shíjiān lái zhǔnbèi。)
    恐らく私は準備するための十分な時間がありません。
  • 恐怕你说得对。(kǒngpà nǐ shuō de duì。)
    恐らくあなたが言う通りです。
  • 我恐怕要迟到了。(wǒ kǒngpà yào chídào le。)
    恐らく私は遅れることになります。
  • 恐怕这家餐厅已经关门了。(kǒngpà zhè jiā cāntīng yǐjīng guānmén le。)
    恐らくこのレストランはもう閉まっているでしょう。
  • 他恐怕不会来了。(tā kǒngpà bù huì lái le。)
    恐らく彼は来ないでしょう。
  • 我恐怕无法帮助你。(wǒ kǒngpà wúfǎ bāngzhù nǐ。)
    恐らく私はあなたを助けることができません。
  • 恐怕我们没有足够的资金。(kǒngpà wǒmen méiyǒu zúgòu de zījīn。)
    恐らく私たちは十分な資金がありません。
  • 我恐怕这件事情不能再拖下去了。(wǒ kǒngpà zhè jiàn shìqíng bù néng zài tuō xià qù le。)
    恐らくこの件はこれ以上引き延ばすことができません。
  • 恐怕他的决定会给我们带来麻烦。(kǒngpà tā de juédìng huì gěi wǒmen dài lái máfan。)
    恐らく彼の決断は私たちに問題を引き起こすでしょう。
  • 我恐怕忘记了你的名字。(wǒ kǒngpà wàngjìle nǐ de míngzì。)
    恐らく私はあなたの名前を忘れてしまったでしょう。
  • 恐怕这次旅行会很贵。(kǒngpà zhè cì lǚxíng huì hěn guì。)
    恐らくこの旅行はとても高くつくでしょう。
  • 我恐怕不能参加会议。(wǒ kǒngpà bùnéng cānjiā huìyì。)
    恐らく私は会議に参加できません。
  • 恐怕你需要更多的时间来完成。(kǒngpà nǐ xūyào gèng duō de shíjiān lái wánchéng。)
    恐らくあなたは完成するためにもっと時間が必要です。
  • 我恐怕这份工作不适合我。(wǒ kǒngpà zhè fèn gōngzuò bù shìhé wǒ。)
    恐らくこの仕事は私には合わないでしょう。
  • 他恐怕已经找到了新的工作。(tā kǒngpà yǐjīng zhǎodàole xīn de gōngzuò。)
    恐らく彼はもう新しい仕事を見つけてしまったでしょう。
  • 我恐怕没办法解决这个问题。(wǒ kǒngpà méi bànfǎ jiějué zhège wèntí。)
    恐らく私はこの問題を解決することができません。

恐怕の発音のコツ

ポイント1:声調の理解

「恐怕」の「kǒng」は第三声(低く下がってから上がる音)で、「pà」は第四声(高い音から急に下がる音)です。中国語では声調が意味を変えるため、正確に発音することが重要です。

ポイント2:「kǒng」の発音のコツ

「kǒng」の「k」は喉の奥から出す破裂音です。続けて「ǒng」を発音する際は、口を丸めて「お」と言う感じにし、鼻音を含めるように意識しましょう。

ポイント3:「pà」の発音のコツ

「pà」の「p」は、唇を閉じてから破裂させる音です。「à」は口を大きく開けて、短くはっきりと「ア」と発音します。この時、声を強く出してみてください。

ポイント4:音の連結を意識する

「kǒng」と「pà」は連結して発音されます。最後の「ng」が少し残るようにし、続けて「pà」をスムーズに発音することを心がけましょう。

ポイント5:練習の際のアクセント

「恐怕」は「kǒng pà」と分けて練習しながら、全体の流れを意識してください。言葉を声に出して練習する際、声調にも注意を払いましょう。

ポイント6:実際の会話での練習

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