擦は、hsk4級レベルの中国語単語です。
発音は「cā」で、繁体字では「擦」と表記されます。
このページでは、「擦」の日本語訳やピンインと声調の発音のコツ・「擦」を使った例文を日本語訳付きで紹介します。
目次
擦の意味と発音(ピンイン/声調)
簡体字 | 擦 |
---|---|
繁体字 | 擦 |
ピンイン/声調 | cā |
カタカナ発音(参考) | ツァー |
擦の日本語訳一覧
品詞 | 日本語訳 |
---|---|
動詞 | こする |
動詞 | 拭く |
動詞 | 磨く |
動詞 | 擦る |
意味1:こする
「擦」は物体の表面を何かで強くこする動作を指します。例えば、布でテーブルをこするような動作を表現する際に使われます。
意味2:拭く
「擦」は表面の汚れなどを拭き取るために布や紙などで軽くこする動作を示します。例えば、ガラスを布で拭く際に使用されます。
意味3:磨く
「擦」は表面を磨いて光沢を出すために使われることもあります。例えば、金属を磨くときにこの単語を使います。
意味4:擦る
「擦」という漢字そのものを日本語では「擦る」と読み、同様の動作を指します。摩擦によって何かをする動作を広く指します。
擦の中国語の例文一覧・日本語訳付き
- 我用布擦桌子。(Wǒ yòng bù cā zhuōzi。):
私は布でテーブルをこすります。 - 他在擦窗户。(Tā zài cā chuānghù。):
彼は窓を拭いています。 - 请擦干净这块地板。(Qǐng cā gānjìng zhè kuài dìbǎn。):
この床をきれいに拭いてください。 - 我每天都擦我的鞋子。(Wǒ měitiān dōu cā wǒ de xiézi。):
私は毎日靴を磨きます。 - 用手擦脸。(Yòng shǒu cā liǎn。):
手で顔をこすります。 - 她擦了擦眼镜。(Tā cāle cā yǎnjìng。):
彼女は眼鏡を拭きました。 - 他用毛巾擦汗。(Tā yòng máojīn cā hàn。):
彼はタオルで汗を拭いています。 - 我擦了擦桌子上的污垢。(Wǒ cāle cā zhuōzi shàng de wūgòu。):
私はテーブルの汚れを拭き取りました。 - 她在擦车。(Tā zài cā chē。):
彼女は車を磨いています。 - 我用湿布擦窗户。(Wǒ yòng shī bù cā chuānghù。):
私は濡れた布で窓を拭きます。 - 他用抹布擦掉了桌上的咖啡渍。(Tā yòng mǒbù cā diàole zhuō shàng de kāfēi zì。):
彼はテーブルのコーヒーのしみを拭き取りました。 - 她每天都擦洗厨房。(Tā měitiān dōu cā xǐ chúfáng。):
彼女は毎日キッチンを掃除します。 - 我用布擦了擦我的手机。(Wǒ yòng bù cāle cā wǒ de shǒujī。):
私は布でスマートフォンを拭きました。 - 他在擦磨金属。(Tā zài cā mó jīnshǔ。):
彼は金属を磨いています。 - 用砂纸擦木头。(Yòng shāzhǐ cā mùtóu。):
サンドペーパーで木を磨きます。 - 我擦了一下我的眼睛。(Wǒ cāle yīxià wǒ de yǎnjīng。):
私は目をこすりました。 - 他用布擦掉了玻璃上的雾。(Tā yòng bù cā diàole bōlí shàng de wù。):
彼はガラスの曇りを布で拭き取りました。 - 我喜欢擦亮我的汽车。(Wǒ xǐhuān cā liàng wǒ de qìchē。):
私は自分の車を磨くのが好きです。 - 请擦干净这把刀。(Qǐng cā gānjìng zhè bǎ dāo。):
このナイフをきれいに拭いてください。 - 他在擦拭家具。(Tā zài cāshì jiājù。):
彼は家具を拭いています。
擦の発音のコツ
ポイント1:声調を意識する
「cā」は第一声で、平坦で高い声で発音します。日本語には声調がないため、音の高さを一定に保つ意識が必要です。声を出すときは、他の音よりも高めの位置で安定させてみましょう。
ポイント2:発音の最初の「c」の音
「c」は日本語の「ツ」や「シ」とは異なり、舌を上の歯の裏に押し付け気味にして、息を強く出すように発音します。息をしっかりと吐き出しながら「ツ」と「ス」の中間の音を意識してみてください。
ポイント3:母音「ā」の発音
「ā」は日本語の「あ」に近いですが、より口を大きく開けて、はっきりと発音します。声を出すとき、あごを下げて口を広げ、声を前に出すイメージで発音してみましょう。
ポイント4:音の連結を意識する
「cā」は「c」と「ā」が連結しています。発音の際には、スムーズに繋げることを意識し、間を空けずに発音することが大切です。最初は「c」と「ā」を別々に練習し、慣れてきたら繋げてみてください。
ポイント5:練習する環境を整える
ポイント6:録音して自己評価する