「被」の日本語の意味・発音(ピンイン/声調)を例文付きで解説

被は、hsk3級レベルの中国語単語です。
発音は「bèi」で、繁体字では「被」と表記されます。

このページでは、「被」の日本語訳やピンインと声調の発音のコツ・「被」を使った例文を日本語訳付きで紹介します。

目次

被の意味と発音(ピンイン/声調)

簡体字
繁体字
ピンイン/声調 bèi
カタカナ発音(参考) ベイ

被の日本語訳一覧

品詞 日本語訳
動詞 〜される
名詞 掛け布
名詞 毛布

意味1:〜される

動詞として使われる場合、「被」は受動態を表し、他の動作によって何かが行われることを示します。例えば、「他被打了」は「彼は打たれた」という意味になります。

意味2:掛け布

名詞として使われる場合、「被」は掛け布団やシーツのような布を意味します。この場合、寝具としての意味合いを持ちます。

意味3:毛布

名詞としてのもう一つの意味は、毛布です。寒さをしのぐために使う厚手の布を指します。

被の中国語の例文一覧・日本語訳付き

  • 他被打了(tā bèi dǎ le):
    彼は打たれた。
  • 这件事情被他忘了(zhè jiàn shìqíng bèi tā wàng le):
    このことは彼によって忘れられた。
  • 她被选为班长(tā bèi xuǎn wèi bānzhǎng):
    彼女は班長に選ばれた。
  • 我的书被借走了(wǒ de shū bèi jiè zǒu le):
    私の本は借りられた。
  • 这条裙子被她买了(zhè tiáo qúnzi bèi tā mǎi le):
    このスカートは彼女に買われた。
  • 猫被狗追着(māo bèi gǒu zhuī zhe):
    猫は犬に追いかけられた。
  • 他被老师批评了(tā bèi lǎoshī pīpíng le):
    彼は先生に叱責された。
  • 这个问题被解决了(zhège wèntí bèi jiějué le):
    この問題は解決された。
  • 被子很暖和(bèizi hěn nuǎnhuo):
    掛け布はとても暖かい。
  • 我喜欢这条被(wǒ xǐhuān zhè tiáo bèi):
    私はこの掛け布が好きです。
  • 这条毛毯被洗干净了(zhè tiáo máotǎn bèi xǐ gānjìng le):
    この毛布はきれいに洗われた。
  • 他被认为是一个好学生(tā bèi rènwéi shì yīgè hǎo xuéshēng):
    彼は良い学生だと見なされている。
  • 这件衣服被弄脏了(zhè jiàn yīfú bèi nòng zāng le):
    この服は汚されてしまった。
  • 我的毛毯被拿走了(wǒ de máotǎn bèi ná zǒu le):
    私の毛布は持って行かれた。
  • 他的名字被写在黑板上(tā de míngzì bèi xiě zài hēibǎn shàng):
    彼の名前は黒板に書かれた。
  • 这个故事被大家传颂(zhège gùshì bèi dàjiā chuán sòng):
    この話はみんなに語り継がれている。
  • 被窝里很舒服(bèiwō lǐ hěn shūfu):
    布団の中はとても快適です。
  • 毛毯被风吹走了(máotǎn bèi fēng chuī zǒu le):
    毛布は風に飛ばされてしまった。
  • 他的意见被采纳了(tā de yìjiàn bèi cǎinà le):
    彼の意見は採用された。
  • 被子需要清洗(bèizi xūyào qīngxǐ):
    掛け布は洗う必要があります。

被の発音のコツ

ポイント1:声調を意識する

「被」の「bèi」は第四声(下降調)です。声調は音の高さの変化を示すもので、中国語では非常に重要です。声をしっかりと下げて発音することを意識しましょう。「b」から始めて、声を下げるイメージで言ってみてください。

ポイント2:母音の発音に注意する

「bèi」の母音「èi」は、エとイの中間の音です。まず「エ」を発音し、その後すぐに「イ」を続けて言う感じで、口の形を「エ」から「イ」に少し変えると良いでしょう。この音の変化を滑らかに行うことがポイントです。

ポイント3:口の形を確認する

「bèi」を発音する際は、口を少し開けて、リラックスした形を保ちます。特に「èi」の部分では、口を横に広げるイメージを持つと、より自然に発音できます。

ポイント4:声の強弱を使う

ポイント5:練習を重ねる

「bèi」を何度も声に出して練習することが大切です。鏡の前で口の形を確認しながら発音すると、改善点が見えやすくなります。自分の発音を録音して聞き返すのも効果的です。

ポイント6:単語の文脈で練習する

「被」は多くのフレーズや文の中で使われる単語です。実際の文脈の中で「被」を使ってみることで、発音だけでなく、意味や使い方も身につきます。例えば「被子」(被る、もしくは「寝具」)などを使って練習すると良いでしょう。

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